「空飛ぶタイヤ」鑑賞、熱い人間模様にエモさ爆発

ふと有線で聞こえてきた訴え。サザンはやっぱすごい

先週TOKYO FMでサザンオールスターズの「闘う戦士たちへ愛を込めて」を聞いて「なんだこの名曲は!!??」となった私は早速、この曲が主題歌になっている映画の情報を調べあげまして。

するとなんと池井戸さん。ディーンさん。高橋さん。長瀬さん。いや、もう並んでるだけでも面白くないわけがない、と早速見に行ってきました。
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初の新宿ピカデリーへ。

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巨大組織VS中小企業 and 組織内権力争い。三者三様(ネタバレ有)

赤松(長瀬智也)トラック運送会社の社長が財閥系巨大組織・ホープ自動車の隠ぺい工作を暴くため、靴の底をすり減らし極限まで這いずりまわって、めでたく真実を暴くというのがざっくりしたあらすじですが、そこに次々と人々の権力争いや立場、プライド等が絡みあって、ものすごいスピード感で物語が展開していきました。
上映時間があっという間すぎた。でもすごい密度の話だったので大満足です。

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運送会社社長・赤松(長瀬智也)

まず主演の長瀬さんですがすーーーーごく良かった!
貫禄というのか、あまり俳優としてのイメージはありませんでしたが「こんな中小企業の社長がいたらいいな」と夢さえ抱かせてくれるようなハートフルな社長を熱演されていました。
従業員と家族の生活を守ることを社長の存在意義としておきながら、事故が起きた後、被害者の家族と接していくうちに真実を暴く事のほうに意識が向かっていった赤松。
一度は運送会社の専務(笹野高史)に「あなたは従業員とその家族を守ると仰っていたがそれを放棄したんですよ」と責められ苦悩します。
社長としてなのか、人としてなのか、という狭間で報われると信じて執念深く動き続ける姿に、胸打たれるものがありました。

無謀だと思われるようなこともやってのけていくには、本当に小さな小さな無数の穴を埋めていくように自分が動き続けていくこと。それがどこかの誰かと繋がり、そしてそうしているうちに味方ができて…。赤松の姿に励まされました。

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ホープ自動車販売部課長・沢田(ディーン・フジオカ)

巨大スクリーンで見るディーンさんはすっごくカッコ良かった!!!!!!
スーツ姿似合いすぎて終始ドキドキが止まらなかった…。
なんなのこの人…スタイル良すぎだし声は吐息多めで色っぽいし頭キレるしで……もうすっかり夢中になってしまいました。

浮ついた感想はさておき。この沢田というキャラクターも非常に良かったです。組織の人間としての共感部分をきちんと持っていながらも、何か赤松の助けになってくれるんだろうという期待感や、不遇を受けても腐らない精神とか。
ディーンさんが沢田を演じてくれて本当に良かったです。クールだけど己の信念を持って挑んでいく姿はまた赤松とは違った戦い方を見せてくれました。

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ホープ銀行調査部・井崎(高橋一生)

池井戸さん原作「民王」で大活躍の高橋一生さん。
民王で一生さんのファンになったといっても過言ではありません。今回もどんな役だろ、とわくわくしてたらやっぱりダークホース的な暗躍を(笑)本当こういう役、ぴったり。

ホープ自動車に融資できません、という姿勢を崩さず、銀行員としてのプライオリティを最終的には守りきった「勝ち逃げ感」がありますが、これも一つの戦い方なのだろう、と。何も真正面切って吠えていくのが戦う方法じゃない、というのが、井崎のキャラクター性と一生さんの独特の演技がマッチしてすごく面白い事になっていました。

結局、銀行を敵に回すと一番怖い……?
というのがこの作品の最たる感想かも。笑

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この三人めっちゃかっこいい

あまりキャーキャーいうつもりで観に行ったわけじゃありませんでしたが、この3ショットがカッコよすぎなのと、長瀬さん&ディーンさんの180センチ越えコンビのスタイルの良さが際立って、終わってからもずっとキャーキャー言ってしまったのが自分でも計算外だった。ジャニーズおそるべし…。

ぜひ自分の視点から見て欲しい

きっと観る人の仕事の立場で見方も違うし、近くに感じる登場人物がそれぞれ違う作品だと思います。三者三様の戦い方、人間としての在り方、そんなことを感じさせてくれる社会派映画です。色んな人に見てもらって、色々自分と照らし合わせて考えて欲しい。

ちなみに私は沢田に一番共感と憧れを抱きました。組織の人間ですからね。
守るべきものは哀しいかな、組織人としての自分ですから。

で、この作品が一番良かったと思う点は「会社を愛していた人間の手によって会社の悪が暴かれる」というところ。すごく真理だと思いました。


映画『空飛ぶタイヤ』スペシャルムービートレーラー(主題歌 サザンオールスターズ「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」ver.)

おススメしちゃう?

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