真っ暗にしか映らなくなる

つい先日の吉祥寺散策の記事にてカメラの調子が悪いと書いたのですが、その原因がPENTAXのKシリーズに頻発するという「黒死病」ということが判明しました。(誰が名付けたのかは不明ですがそのような恐ろしい名前がついているようです)

PENTAX K30で頻発している記事が多数

実は症状自体は約1~2年前から起きていたんですが、だいたいは数十枚適当に撮れば治っていたので「感度不良かな?そういうものなのかしら」と思って使い続けてたんです。

が、この吉祥寺散策の日は朝10時から撮影開始して正常に戻ったのは16時。
その間ずっとシャッターを切っていたんですが、暗いまま。

なので記事で掲載している写真は暗い写真を無理やりレタッチしてあげたものになっていますので、古いカメラで撮ったみたいな解像度の荒い写真になっています。

「PENTAX 暗い写真」みたいなワードで検索したらK70の前の機種、K30で頻発していて、修理案件だということがわかりました。

中には初期不良、リコール問題だという厳しい指摘をされている記事も見かけました。

別の日でも試してみるものの……

数日後、植物園に行った時の最初のショット。
晴れた普通の日で、ISO200・F2.8・SS 1/400と適正な数字で撮影してもこんな様子にしか写りません。

黒死病、恐るべし!!!

患ってしまったものは仕方ない。ではどうするか?

ネット記事で見る限りは、購入しておおよそ2~3年目でこのようなことが起きるらしいです。私は2016年に購入したので4年目です。
そのうち2年くらいはまったく触らない時期があったので、使用時間的なものかもしれません。

今思いつく選択肢としてはこの5つ。

  1. 修理に出す(修理代2万くらい)
  2. PENTAXのAPSC機「KP」に買い替える
  3. 再びK70を購入する(新品or中古)
  4. これから発売される最新型を購入する
  5. 思い切って心配のない他社へ移る

今思いつくのはこれくらい。もっと他にいい案があるかもしれないんですが……K70が初めての一眼レフカメラなので他と比べようがないんですよね。

一眼レフカメラを買い替える問題

初めて買うときは無知だったので勢いで買えました。笑

でも2機目ともなると、この頃よりはカメラに対して求めたい性能が出てきました。

音楽LIVE撮影に特化した機能が欲しい

そもそも!なんですよ。この記事でも書いたとおり、一眼レフを買ったきっかけというのが「音楽ライブイベントの撮影がしたい」という目的だったわけです。今の目的となんら変わってないんです。が、購入当時は一眼レフカメラのことを何も勉強せずに、ただ「一眼レフカメラなら良い写真が撮れる!」って信じ切っていた私。
今の私が当時の私に言うなら「いや、まあ、そうだけどさ、そういうわけにもいかないよ? 各メーカーの得意不得意があるし、一言でLIVE撮影といっても、どういう被写体と環境かで設定も大きく変わるし」と、まあ一丁前にアドバイスしたりするかもしれません。笑

秒単位でフォーメーションが変わるダンスグループのLIVEと、のんびりしたアコースティックギターのLIVEでは、カメラの設定も違いますし、どこを強化しないといけないか、必要な性能など、撮影の経験を積んでいく中でわかってきました。

私が次にカメラに求める機能

動体に強い(追尾機能)

これです。何よりもこれ。
音楽LIVEは「人と楽器が暗い場所で動いている」条件下で起こっています。なので暗所・動体がキーワードになってきます。
私はダンスミュージックが好きなので、よくダンスをしているアーティストさんを撮りますが、動きが複雑だとファインダー越しで追うことが難しいです。
その辺が機能として特化されている(追尾システムなど)カメラが絶対条件になります。

暗所でもピントが合う(AF機能)

「暗いとシャッターが切れない」。音楽ライブ中に苦しむ点です。ライブ中、シャッターが降りないことはしょっちゅう!こういうとき、感度を上げたりシャッタースピードを遅くしますが、そういう写真はたいていブレが発生してたりして使えません。
(※K70が悪いわけではありません。そういうところに特化していないカメラなので、仕方ない部分です)

小型軽量

これは今のK70がとても優秀なんです。やっぱり大きなカメラは女子には扱いにくいです。私の身長が170センチを超えていて、手のひらも大きくて、力持ちだったらゴツいカメラでも平気なんでしょうが、154センチのおチビには、大きいカメラというのはそれだけでデメリットになってしまいます。

結論はまだ保留で。

とりあえず黒死病の緊急措置としては「連写で治る」という記事を見て、実践してみたら治りました(試される方は自己責任でお願い致します)

ので、まだ騙し騙しは使えそうなので当面はK70に頑張ってもらうこととします。いよいよダメになってきたら、その時に考えます。

最後に真面目に書いてみます。

PENTAX Kシリーズの黒死病問題に対して、ネット記事を見る限り、やっぱり怒りを感じる方もたくさんおられるようで、それはごもっともだとも思います。必ず起こるとは言わないですが2~3年のうちに起こる可能性が高く、そして修理代も2万円以上かかるといわれてしまえば「最初から他社を選ぶ」という考えは当然だとも思います。

初期不良という捉え方もできるこの問題。

私も実際になってしまった身としては「マジか……」と思います。買う前にこのことがわかっていたら買わなかったとも思います。でも知らずに買ってしまったので、こればっかりは自分の判断ですしK70には色々愛着もあるので強く批判はしませんが、安い買い物でもありません。なので2機目に移行するとなるとなかなかシビアな判断をせざるを得ないかもしれません。

PENTAX K70をこれから買おうかなと検討されている方に対して、こういうことが起こりえる可能性も含まれている事を、ブログを通してお伝えしたいなと思い記事にした次第です。

けれど問題視することばかりでもありません。K70は入門編(初心者向け)のカメラにしては、良い性能がついてるカメラなんです。一番はPENTAXの売りでもある光学ファインダの良さ。

ミラーレスでもなく一眼レフを選んだ理由として「ファインダーをのぞいて撮影したい」という想いに応えてくれるエントリー機です。

またその割にコスパも良く、小型軽量。防滴防塵という機能も他社では中級機からじゃないとついていないらしいので、K70はしっかり厳しい環境のアウトドアでも耐えてくれるカメラです。旅に出たり山に登ったりしたりするのが一番似合うカメラです。

そんな良きカメラであるK70が私は大好きです。
購入して約4年。本格撮影をはじめて約1年。
まだまだくたばってもらったら困る!っていうのが本音です。

K70との思い出をこのブログでもっと書いていきたいからです。
そしてもっとK70の良さを伝えられたらいいなって思っているので黒死病(正確には絞り制御不能という症状)という持病としばらくは付き合っていきたいなって思っています。

追記

後日修理に出しました。